立体鋳物家紋金具についてのご注意点

当家紋亭の立体鋳物家紋額のうち、GY91/92/93などの迫力ある超立体の家紋金具は、主に伝統工芸である生型(砂型)工法で作成しております。そのため、その仕上がりについて下記の2つのご注意、ご了承お願い点をご説明させていただきます。

家紋金具のアウトライン仕上げについて

対象家紋額＝ GY91、 GY92、 GY93、 GT64、 GT65、 GT75、 GT85

職人が手作業にて加工する立体鋳物家紋金具は、その特徴として、丸や四角、マークのアウトラインが少し歪になります。それが手彫りの味わいとなっており、不良ではございません。

誠に申し訳ございませんが、CAD図形やCG図面のような、正確なアウトラインでないとお気に召さないお客様には鋳物の家紋額はお勧めできません。他の銘板家紋額などをお勧め致します。

↑手彫りの立体鋳物家紋金具のズームアップ写真

↑比較的アウトラインが正確な銘板家紋金具のズームアップ写真

家紋図が「源氏車」や「丸に五三桐」など、外枠が円の形の家紋図はそのまま型を作成出来ますが、丸などの枠がない「五三桐」や、外枠が「亀甲」などの丸以外の家紋は黒い丸の上に家紋図が乗る形となります。
外枠そのままの形で型を作る場合（弊社に型がない場合）は、通常より製作にお時間がかかり追加料金も生じます。ご希望の場合はご相談下さい。お見積り致します（尚、形状によっては製作不可となる家紋もございます）。

①外枠が円形の家紋図を作成の場合
→家紋図通り円形で作成
※型がない場合は差額が発生

②外枠が円形以外の家紋図を作成の場合
→家紋図と黒円一体型で作成
※型がない場合は差額が発生

③外枠が円形以外の家紋図で
　家紋図通りに作成したい場合
→家紋図通りに作成
※型がない場合の差額+特注金額が発生
※家紋によっては作成できないものも
　ございますので、お問合せください

④外枠に入り組んだ狭い
デザインがある場合
→隙間部分に付け足し部分が必要
※黒地またはつや消し金を足します