植物紋の一つで実在する秋の七草の多年草、藍色の美しい花を咲かせ、漢方薬の主剤としも有名です。
家紋としては基本的な5枚葉の他、八重、三つ葉、三つ割、細葉など多くのバリーエーションがあります。古くは清和源氏の流れ、美濃守護土岐一族の体表紋でもあります。ゆえに、美濃を中心とした飛騨地方の、武将や出身者の家紋として広まっています。
武将ではやはり明智光秀の旗印として有名で、明智光秀は他に類を見ない、水色にそめた珍しい桔梗紋を用いてました。美濃以外でも山県昌景なども用いてました。
美濃土岐市の流れとは別系統として、肥後地方の加藤清正が有名な、加藤氏、尾藤氏も桔梗紋です。また近代では、かの坂本竜馬が「組合せ角に桔梗」の家紋を使用してます。
現代の名字では。「丸に桔梗」を多く用いているのは名字の多さ全国16位の「松本」さん、45位の「太田」さんなどとされてます。
「桔梗紋 まとめ」
- 分類 (植物紋)
- 有名人 (坂本龍馬、大隈重信、上野彦馬)
- 読み仮名 (キキョウ)
- 多い名字 (松本・太田)
桔梗
「開運」-大型 GY91 丸に桔梗
裏桔梗