
団扇は中国から伝えられたもので、威厳を正す為に用いられていた。
その後武将が戦陣の指揮具として用いた。家紋に選ばれたのは、相撲節会で行司が勝者の名前を呼ぶ毎に上げたからという尚武的意義、軍神摩利支天の持物であるという信仰的な意義に基づくとする二説がある。
児玉氏が初めて用い、児玉氏の代表家紋といえる。江戸時代には大名で奥平、久留島、松平、旗本では十余家がこの紋を用いていた。
種類は一個のもの、二個以上の組み合わせ、丸で囲んだものなどがある。
「軍配団扇紋 まとめ」
- 分類 (器財紋)
- 有名人 (奥平家昌)
- 読み仮名 (グンパイウチワ)
- 多い名字 (大塚・桑原)