
針葉樹の木。松の幹、枝、葉、松毬を図案化した紋。長寿吉祥のシンボルとして大切にされた。
平安朝から調度器具の文様として愛用された。「大要抄」によると、日野氏の車に鶴と共に見られるのが初めと言われる。一般に威厳のある家紋とされる。
家紋としては出雲の松田丹後守・讃岐の寒川氏らが三階松紋を用いている。
この松紋は讃岐地方の諸氏に広く使用されていたらしい。
旗本では五十余家が松を家紋としているが、これは苗字に松のつく家が概ね紋にしたからである。
「松紋 まとめ」
- 分類 (植物紋)
- 有名人 (西尾吉次)
- 読み仮名 (マツ)
- 多い名字 (松本・辻)

松

左三階松

松葉菱