
片喰はハート型の三枚の葉を持つ多年草。
野原や道端に自生する繁殖力の強さから、子孫繁栄の思いもあり、武家に好まれ家紋として使用された。
酒井忠次、酒井重忠、長宗我部元親、宇喜多秀家、藤堂景虎、備前三村氏などが挙げられるが、宇喜多氏の家紋は、三枚の葉の間にそれぞれ剣が加えられた剣片喰を使用していた。
北陸、山陰でよく使用されている紋で、現代の名字では、「田中、中村」さんなどが、使用されている模様。
「片喰紋 まとめ」
- 分類 (植物紋)
- 有名人 (酒井忠次・酒井忠勝)
- 読み仮名 (カタバミ)
- 多い名字 (田中・中村)

「招福」-金寿 GT88

蔓結び片喰

六角三つ割り剣片喰
方喰 花と葉